建築費用を抑えることができる木造住宅

建築費用を抑えることができる木造住宅

鉄筋コンクリートの住宅と比べると、木造の建物は工期も短くて坪当たりの建築コストも割安です。
そのためにマイホームの新築を考えている人たちの多くが、木造住宅を選んでいます。
確かに純和風の設計と国産材にこだわると、設計と施工に時間がかかって建築総費用も高額になります。
けれども輸入材を積極的に活用した木造住宅は、コストも安くて初めての家づくりにも最適です。
特に20代で住まいを持つためには、少ない自己資金で購入可能なプランを見つけることが大きな課題です。
ローコスト住宅のメーカーを選ぶと、低予算でもクオリティーの高い住まいが実現できます。
シンプルな間取りを選ぶと、低予算でも完成した住まいへの満足度も高まります。
一方で費用を抑える場合でも、耐久性と収納の広さにこだわりたいと考える人も多いです。
過去の施工事例を参考にすると、コストパフォーマンスが高いプランを見つけることが可能です。
断熱性に優れた住宅は、光熱費の節約もできるのが魅力です。

木造住宅に使われる代表的な木材の特徴を知っておこう

木造住宅には様々な種類の木材が使われていますが、木造住宅に使われる代表的な木材としてはヒノキ・スギ・マツ・ナラ・ケヤキなどが挙げられます。
ヒノキは、耐久性が非常に高く、ヒノキチオールと呼ばれるリラックス効果がある精油成分も含まれていますが、価格が高いので土台部分など一部分のみに使うのが一般的です。
スギは、柔らかく加工がしやすいという特徴があります。
価格に関しても比較的安価なので、構造材や造作材、建具など幅広い用途で使われています。
一般的にパイン材と呼ばれているマツは、スギ同様に柔らかく加工がしやすいのが特徴です。
レットパイン・ホワイトパイン・イエローパインなど様々な種類がありますが、建築材には主にレッドパインが使われています。
オークとも呼ばれるナラは、耐久性が高くキズが付きにくいとともに、木目が美しいことからフローリング材としても使われるケースが多いです。
ケヤキは、非常に硬く耐久性が高いという特徴があります。
ヒノキ同様に高価なので、大黒柱などに使われるのが一般的です。

著者:東海林一

筆者プロフィール

福島県会津若松市生まれ。
結婚を機に新築の木造住宅を建てました。
この体験をもとに木造住宅についての記事を書いています。